原稿の依頼があって、
最近、三浦綾子さんがお書きになった
「泥流地帯」を読み直していた。
人生の試練の意味を問いかける長編だが、
今の状況と重なるところもあり、
いろいろと考えさせられた。
「人間の一番の勉強は、困難を乗り越えることだ」
「失ったものばかりを数え上げてみても、
生きる力にならん。
自分に残されたものを、
数えて感謝しなくちゃなあ」
「自分の人生に、
何の報いもない
難儀な三年間を持つということは、
これは大した宝かも知れんと思っている」
「神は苦しむ者を
その苦しみによって救い、
彼らの耳を
逆境によって開かれる。」
(旧約聖書・ヨブ記36:15、口語訳)
苦難を通して
僕たちの前に
開かれていく世界がある。
だから、
希望を失ってはいけない。
そう思う。
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