いつだったか
きみたちが空をとんで行くのを見たよ
風に吹かれて
ただ一つのものを持って
旅する姿が
うれしくてならなかったよ
人間だって
どうしても必要なものは
ただ一つ
私も余分なものを捨てれば
空がとべるような気がしたよ
星野富弘「たんぽぽ」より
出先で撮ったたんぽぽの写真です。
先月28日に星野富弘さんが召天され、
あらためて、残してくださった詩が
次々と思い起こされます。
本当に素晴らしい詩人であり、
信仰者であられました。
私自身、
富弘さんの詩に
どれほど慰められたか分かりません。
言い尽くせない感謝を込めて。
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